最近読んだ本のうちのひとつ。
「完全菜食があなたと地球を救う ヴィーガン」という本
もともと肉好きだし、特になる気もないし、
ベジタリアンと何が違うのかもわからんし。
そもそも私みたいに筋トレ好きには卵や鶏肉やホエイプロテインは もはや親友。
好きなものをなるべく健康的に食べて、たまには思い切り食べて何が悪いのか??くらい。
ただ世界的には異常気象のために「サステナブル」(持続可能な)で「エシカル」(今現在 人や地球環境に配慮した行動という意味が強いそうです)なもの選びや消費が勧められている様子。雑誌なんかでちょくちょく目にしませんか? そんな生活は意識高くておしゃれな人がやるんやろうなぁ。余裕あってええなぁ…くらいな感覚でいたのですが、中田敦彦さんのYouTubeでこちらの本が紹介されていたのをきっかけに興味を持って読んでみました。
こちらの本によるとベジタリアンとヴィーガンの違いはめっちゃ!ざっくり抜粋させていただくと、
ベジタリアン 「心身が元気になる食事をする人」
ヴィーガン 「すべての動物の命を尊重し、犠牲を強いることなく生きるライフスタイル」
だそうです。しかも種類がたくさんあるので気になる方は中田敦彦さんのこちらの動画をご覧ください。さすが…分かりやすい。
ここで中身の話をしまくると色々よろしくないと思われるので、かいつまむ程度ですが、私が衝撃を受けたのが
「畜産業が発展したことが原因で世界的規模の異常気象や災害が起こってしまっていること」です。
二酸化炭素の20倍以上の温室効果を持つメタンガス、なんと全世界の排出されるメタンガスの37%が牛のゲップなんだって!
えええ!そんなに!?とびびった私です。なんとなく知ってはいたけれど、そこまでかい!それだけ人は牛肉食べてまくってるってことかい!
そして その他の問題も含め、ヴィーガンへの動きは世界的なものへと変化しつつあるようです。
そんなこんなで 私、今日からヴィーガンになります! と、言えるわけもなく。
(だってお肉もお魚も好きやし、家族も肉好きやし、焼肉も好きだ。バーベキューも好きだ)
ただ、これからの食生活のなかで過剰に食べることを減らす ことを意識していくのがええのかなと。
もちろんうちの家族は私以外食べ盛りの男3人(しかも肉大好き)のため、肉や魚を出さないという選択肢は今現在ありません。
野菜の分量を増やす。 お肉料理を大豆ミートや高野豆腐を混ぜてみるとか、そんな小さなことからできることを始めると身体にもより良い生活ができるのかもしれないなと。ちなみにこの本にはヴィーガンの食事の雑穀活用についてもたくさん記述があったので参考になりそうです。
ダイエットとか、痩せるとかとはまた全然違うお話ですが(ヴィーガンでも食べたら太る)これからの未来、これ以上人間の欲だけで地球の寿命をやたら縮めることは避けたいなぁと。そのために私ができることは何があるかなと考え、少しでも実行して生きていくことは何かしら意味があるのではないかと。
以降ヴィーガンの人の食生活の紹介動画なんかを観ておりますが、なかには「おお それはヴィーガンかもやけど添加物は気にしないんやな」とか、「糖分はめっちゃ取る人もおるんやな」とか様々なパターンがあるようです。それが良いのか悪いのかではなく、自分のなかの線引きが大切なのだと思われます。
身体のためだけでなく、地球のためにという考えが素敵やなと思いこの本を紹介させていただきました。
ちなみに写真の食事は最近行ったベジタリアンやヴィーガン向けの方に対応しているカフェの食事やデザート。
もちろんお肉やお魚のランチもありました。お肉使っていないのがウソみたいなハンバーグと、チョコとしか思えないチョコや乳製品不使用のケーキをいただきました。すごく考えられたんだろうなぁ。
色々な食生活のバリエーションに対応できるこんなお店が増えると、選択肢も増えて楽しいと思う。
参考にできるかもしれないし…ねぇ(自信はない。気持ちだけはある)